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アトムバランス栄養学

アトムバランス栄養学の考え方〜書籍「アトムバランス栄養学」より〜

今日までの栄養学は、摂取する個々の栄養素の性質や作用などを研究し、人体の美や健康への影響について それぞれの意味を追求してきた。しかし、摂取した栄養素は低分子レベル、アトムレベルに分解されて バラバラに吸収される。そして、全身を高速で流れながら体内で形を変えて、古い物質と短期間で入れ替わっていることが 明らかになった。このことは、摂取した「栄養素」は体内を高速で流れながら体を新しく作り変え、 生命を維持するための「栄養物質」の材料になるということである。 これからの栄養学は細かく分解されて体内を流れる「低分子レベル、アトムレベルの栄養物質」を理解するために、 その構成要素である「アトム」のレベルで考えていく必要がある。 人体はこの「アトム」の種類と量とバランス、そして止まることのない「アトムの流れ」の中で 成り立っているというところから、新しい栄養学「アトムバランス栄養学」を提案する。 「アトムバランス栄養学」では、これまでの栄養学の考え方と区別するために、 「栄養素」、「栄養物質」、「アトムの流れ」を次のように定義する。

MEMO

栄 養 素体をついくり換え、生命活動を維持するために体内を高速で流れる物質をつくり出すために
摂取する材料(素)
栄養物質体内を流れる低分子レベル、アトムレベルの物質で、常に入れ換わりながら体を新しく
構成している物質
アトムの流れ物質はすべてアトムでできていることから、体内を高速で流れている栄養物質の
動的な様子

この新しい栄養学における考え方を、硬い骨や歯を例にして説明する。 今までの栄養学では消耗した部分を補うという考え方から、歯や骨をつくるためにはカルシウムの摂取を勧めてきた。 しかし骨や歯も例外なくその全てがつくり換えられているので、カルシウムという一つの材料だけではつくり換えることは できないことが分かる。骨を鉄筋コンクリートに例えてみよう。セメント部分はカルシウムと リン酸、鉄筋部分は20種類のアミノ酸でつくり出されるコラーゲンでできている。 そして固めるために必要なビタミンCなどのビタミン類やマグネシウムなどのミネラル類が同時に体内を流れている必要がある(図1-1)

図1-1

図1-1

「アトムバランス栄養学」では、カルシウム以外に多種類のアミノ酸やビタミン類、ミネラル類をバランスよく同時に摂取し、 「アトムの流れ」をつくり出すことが重要だと考える。ところで、人体を構成する「栄養物質」はどのくらいあるのだろうか? 人体を構成する低分子レベル、アトムレベルの栄養物質の種類は100種類を超えている。 そして、その「栄養物質」をつくり上げているのは天然に存在する92種類の元素のうち約40種類のアトムである。 この多種類の栄養物質が相互に作用し合って体をつくり、生命を維持している。 摂取した栄養素はバラバラになって体内に取り込まれ、さらに分解・合成・変換などにより形が変えられる。 そして、体内を流れ体のつくり換えや生命の維持などの材料として使われていく。体内に種類と量とバランスが整った 「栄養物質」の最適な流れである「アトムの流れ」をつくり出すことが大切になってくる。そのためには、 「アトムのレベルで材料となる「栄養素」や体内を流れる「栄養物質」を考えることが重要となり、 ここに新しい栄養学「アトムバランス栄養学」の考え方の基盤がある。

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